俺様王子に初恋します ~弱い私を許してください~






「2名でお待ちの丸山様~、5番テーブルへどうぞ」







店員さんに言われ席につき、メニューを見ながら葛藤する私




「何にするかまだ迷ってんの?」




「うん、、」




「どれで?」



「えっとー、このハンバーグとカルボナーラ!両方美味しそうでしょ?」





凄く迷う




どうしよ~




悩んでいたら、蓮がもう呼ぶからって、店員さんを呼んだ
 


まだ決まってないのにー!!



んー、どっちにしよーかなー



やっぱりハンバーグかな?


でもカルボナーラも捨てがたいし、、





「ご注文はお決まりでしょうか?」




店員さん来るの早いよ!



「あの、えっと「このハンバーグとカルボナーラください」」




えっ?




「かしこまりました。少々お待ちください」





「これでいいだろ?」



「...?」





何が?


いまいちわかんないんだけど、、





「ほんと、聖華ってバカだよな」




「ば、バカ?!」



ほんと失礼なヤツ



「だって本当のこと言っただけじゃん。
まぁ、俺が言いたいのは2人でわけて食えばいいじゃんってこと、」



あ、そういうことか


やっと理解したよ





でも、2人で食べるって、蓮は嫌じゃないのかな?



蓮にも食べたいものがあるだろうし






まぁいっか



今は蓮の優しさに甘えよ