撤退の命が下って2時間後。 王城から、皇帝撤退完了の狼煙が上がりました。 セーブル帝国の王城は不落の名城と呼ばれる程に落城させるのは困難な造りをしていました。 これでひとまず、セーブル帝国滅亡の危機は脱したのです。 この帝国存続を告げるとも言える狼煙とほぼ同時でした。 敵軍の将軍の剣が皇子の胸を貫こうとしたのは…。