このままでは白の身が危ない。

でも私には無事を願う事しか出来ない。

私は手を胸の前できつく握りしめ彼女が戻るのを待つ。

このままでは彼女の幼なじみの二の舞である。
私は今まで祈ったこともない神へと願う。

あぁ、どうか…。
どうか白が無事でありますように―――。