部活後、いつもなら愁と隆の3人で帰るんだけど、
今日はちなみちゃんが誘うってゆってたからなぁ〜!
隆と…二人かー。
昔だったらドキドキして、うまく喋れなかったかもしんない。
そういえば隆とあの彼女まだ続いてんのかな。
続いてたとしたらもう3年になるのか…
最近一緒にいるとこみないけど、
どうなんだろう。
「華蓮〜」
後ろから声が聞こえて、振り向くと、
そこには隆と…
あれ、愁?
愁??!
「帰ろうぜ」
いやいや帰ろうぜじゃないよ!
「あれっっ?愁、ちなみちゃんになんも言われなかった??」
「ん?あー一緒に帰ろって言われたけど、俺ちなみと方向ちげーんだもん」
「いやいや、そうだけど、
こっことわったの??」
「断ったけど、なに?」
真顔で答えるこいつはまったく乙女の気持ちがわかってない、
「おいー愁それはやべぇよ、」
隆もちなみちゃんの気持ちを知ってるから呆れた顔で愁をみてる。、
「なんでだよ?」
「あーあ。こいつにゆってもしゃーねーな、帰ろうぜ」
隆がゆっくり歩き出すからあたしもそれに続く
「だね。帰ろ帰ろ」
「んだよ!」
なーんも、わかってない愁もあたしと隆の後を追ってくる。
これがあたしたちの関係。
ずっとずっと幼馴染み。
