渚サイド
バサバサバサ
下駄箱から溢れ出てくる手紙。
最近、どがましてきている。
トイレに行けば雨がふるし。
教室には黒板消しがふってくるし。
教科書は落書きだらけ。
その上、意味ないけど、、、
スリッパの中に大量の画鋲。
どこから流れたのかわからないけど、鳴り止まない携帯。
全部、迷惑メール。
渚「どっから情報が洩れてるんだろ……」
まぁ、疑うべき人物が一人居るけど。
綺「渚っ!!
おはよー♪
って、また増えてるね。」
最近は。
誰も信用できなくなっている。
綺乃でさえも。
渚「ねぇ。綺乃。
私に隠してることない?」
調べてしまった。
私のメアドの流出先を。
知りたくなかった。
綺「な、ないよ??どうしたの?渚。」



