元姫 ~One only truth~




蒼「…………真、くん。


僕は。元を信じるよ。」



秦「………………真。

 俺も、元。」





弘「……正直、分からないですけど。


元、を信じたいです。」








全員一致の、元派。




真「…………俺も。元。だ。」





結局は後悔ばかりが募っていって。




目の前のことにとらえられたら最後。





本当に大切なものが見えなくなる。




先代に、そう、教わった。



はずなのに。





目の前に足をすくわれて。



大切なものを手放した。







真「……もしも。



元。が真実だったら。


俺、最低、だな……」





ぼそりと呟いた一言は。


誰にも拾われず、消えて。





きっと。今の俺達は。



煙のようにゆらゆらゆらゆらと。




空中を不安定な状態で舞っている。







この瞬間から、俺らの中で。
現への疑惑が浮かび上がった。



真サイドend