元姫 ~One only truth~





倉庫を出ると弘人が車を回していて、その中に放り込まれる。





真「…いっただろ?強行突破って。」





うん、言ったけど。これはないよ。




真「ま、嬉しかっただろ?」





渚「下っ端君達の視線が突き刺さったけどね。」






真「……どーでもいいだろ。」





そう言って目をつぶる真。




暫くすると、寝息が聞こえてくる。



車内で流れている音楽がやけに大きく感じる。





弘「……渚。」





運転席に座っている弘人に名前を呼ばれ、返事を返す。




弘「……ありがとう、戻ってくてくれて。」