そう聞いた瞬間、綺乃の顔がゆがんだ。
真「……?」
綺「……渚はっ、渚は、、、
植物状態って……………
目が覚めるか、分からないって。
それに、足、ケガしてた。
足の神経がやられてるって。」
真「……ウソだ、ろ?
植物状態…?」
足の、神経がやられてる??
それってもう歩けないって事か?
真「…………俺のせいか。」
少なくとも、あのときよそ見してなかったら撃たれてなかったはずだから。
綺「…真の所為じゃないよ。
誰のせいでもない。
悪いのは、彩芽だから。」
悪いのは彩芽、か…
その彩芽を信じて渚を追い出したんだよな…………
そう思った瞬間、頭がグラッと、視界がフッと歪んだ。
やばい。
そう思ったときには俺の意識はおちていった。
真サイドend



