「山城部長って海外営業部の、ですよね?僕今日はずっとここにいましたけど、お見えになってませんよ?」 「え?」 まさかの隆司君の言葉に驚きが隠せなかった。 「だって、部長が広報部に来てって私を呼んでるって…」 「それ、誰が言ったんですか?」 「後輩の子に…」 そこまで言ってハッとした。 もしかして、嘘? でもだとしたら、何のために? とりあえず、一旦戻ろう。 「ごめん隆司君!ありがとうまた今度ね!」 「え、ちょ、桜さん !?」 なんか嫌な予感がして、急いで一階下に戻った。