「真那斗、好き」 「知ってる。でも俺の方がもっと好きだから」 そう言った真那斗がなんだか可笑しくて、幸せで。 ああ、この人なら大丈夫だなって。 好きって想いがたくさん募って、思わず彼を引き寄せてキスをした。 「うわ…今のは不意打ち」 くしゃっと前髪を触る真那斗。 それは彼の照れてる証拠で。 「桜。今日俺の家な。覚悟しとけよ?」 「……ッ!!」 でも、私が滅多にしない行動を起こすと最終的に私の方が不利になるのはいつものことでした。