そして退社の時間になって、荷物を整理していると。 「真那斗さん!一緒に帰りませんかっ?」 また早乙女さんが、真那斗にくっついた。 その瞬間、社内は一気に静まった。 「さ、早乙女さん…それはやめといた方が…」 暫くの沈黙のあと、慌てたように周りの社員が止めに入った。 多分、私の事を気遣ってくれたんだと思う。 だけど、早乙女さんはそんな社員達の注意を無視してまた真那斗に話し掛けた。