ねぇ、どうして君は【Final】




「桜…!本当あんた変わってないね!大人になってもそんななんだ…っ!」



「流石桜!」と笑いながら明らかにバカにしてるハルにちょっと腹が立った。





「どーゆー意味よそれー!」


「だ、だって…!あたし25だよ?そんなに子供いるわけないじゃんあたしに!」




「あーお腹痛い」とまだ笑い続けるハル。





そ、それは確かにそうかもしれないけど…。






ウーと拗ねたふりをする私に、ハルは説明してくれた。



「これはね、私が働いてる保育所の子供達へのプレゼントよ」って。