「じゃあ、また明日な」 家に行って、一通り桜が落ち着いたところで家を出た。 「さて、と」 車に乗り込んで、ふぅと息を吐く。 「予定、早めるか」 小さく呟いて、ある人物に電話した。 『おー。珍しいなお前が電話なんて。どうした?』 「ちょっと、お前に頼みがあるんだ」 …桜。 明日には、全部解決するから。 待ってて。