ーーー3年後。


ここはある村

人々でにぎわっていた




『おい聞いたか?
ほらあれだよあれ、天空王国!
そのお姫さんが最近見かけられたって』



『んぁ?あぁあの天空姫で有名だった子か………
でもなんで見かけられたのが姫さんだってわかんだ?』



『あぁそうそう、なんでも天空姫の証である刻印があるのを見たやつがいるらしいぞ』



『へぇ、そりゃあぜひ拝んでみてぇもんだ。』



『ちげぇねぇ。ガハハハハ』



そんな中のある一部の会話に




「おい、その話詳しく聞かせてくれねぇか?」



耳をかたむける男が一人いた。



『へ、へぇおめぇさんは?』



「名は大地。今あんたらが言っていた姫を探している……天空王国の者だ。」