国の者はその能力を使い
あるときは妖怪退治を、
またあるときは自分達で薬を作って命をたすけたりもしていた。
その力は他の国へ、村へ、どんどん伝わり天空王国へと足を運ぶものは増加していった。
だがしかし、悲劇はおきた
力を目当てとした妖怪達が次々と襲ってきたのだ。
もちろん退治もしている彼らにとっては妖怪を倒すのぐらいたやすいことだ。
でも国には、戦いとは関係ない人が大勢いたのだ。
もともと伝説の国というだけで小さな国だ。
人数もそう多くない。
なのにその人達を守りながら戦っていたのではさすがの彼らでも限界がある。
天空王国はどんどん追い込まれていった。