私のヤンキー


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴っているのに皆は席に着こうとしない。

入ってきた先生は、ハゲていて、漫画に出てきそうな教師だった。

先生も必死に呼びかけているが、誰も言うことを聞こうとしない。

しょうがなく、先生は話を続けている。

とりあえず、体育館に移動するらしい。

私はトイレに行きたくなり、急いで行った。


教室に戻ると、そこには、誰もいない。

ヤバイ!

全速力で体育館へ向かった。

ドテッ!!

「イタタタタタタタ」

「何してんの?」

「いや、転んじゃって…」

「知ってるよ。早く立てば?始まるよ。」