歩いていると目の前には浅い川が。
…なんで学校に川があるのよ!?
すると、執事たちは胸ポケットから黒い布を取り出した。
そして、その布でスカートを隠しながらお姫様抱っこし始めた!
そのまま執事が川を渡って行く。
…自分で渡りなさいよ!
そのぐらい濡れても大したことないでしょーが!
「由莉愛様、失礼いたします」
「…へっ!?きゃあ!」
振り向くと、あたしの執事にお姫様抱っこされてしまった!
自分で歩けるっつーの!
「離してー!」
「由莉愛様、濡れてしまいます」
「平気だって!」
「いえ、私にお任せください」
「…」
…執事ってなんなのよ!
意味分かんないし!!

