「未来なんの冗談?冗談だよね?」

私は未来を信じたかったから、ずっと笑顔のままいた。しかし、未来の顔は泣いていた。

「どうして恵美子と出会っちゃったんだろう。どうして恵美子が勝ちゃんの憎しみの相手なの」

そういいながら未来は私を窓際に追い詰める。

「未来、勝ちゃんって誰?それに私何かした?」

私の頭の中は?ばかりだった。
そして未来は私の肩をドンと突き落とした。


最後に見た未来の顔は憎悪の顔だった。