あの日の教室、1人の少女、机と椅子と黒板と。~5人の少女の物語。~

そんなある日、廊下でその子とぶつかりそうになった。

「「ごめんなさい!」」

ハモった。

すると、その子が、言ってきた。

「いつも、いるよね?」

私は頷く。

「これからもよろしくね、

あそこにしか、わたし、いられないから」

何がよろしくなのかなって思ったけど、

「よろしくね!」って返しといた。

後ろから、変な視線を感じながら。