あの日の教室、1人の少女、机と椅子と黒板と。~5人の少女の物語。~

5組まであって、

私は3組だった。

隣のクラス――つまり4組に目を移すと、

アレの名前が書いてあった。

いくら何でも隣のクラスに来てまでいじめをするアホもおるまいが、

誰かをいじめてそうだし、

下手したら私自身被害を受けかねない。

「嘘……」

言葉が出なかった。

そして、いやな予感は現実の物へと化していったのだ。