あの日の教室、1人の少女、机と椅子と黒板と。~5人の少女の物語。~

翌朝。

「莉菜~、

起きなさい!」

嫌に決まってんじゃん。

あんた何も知らないくせに。

今日も稲村のいる学校に行かなければならないと思うと、

本当に気が重いどころじゃあない。

嫌で嫌でしょうがないけど、

起きるしかない。

学校に行くしかないんだ……。

だから、私は起きて、

今まで垂らしていた髪を三つ編みにして、

地味すぎるくらいの、長袖の服(ダサくならない程度)に身を包み、

登校した。