あの日の教室、1人の少女、机と椅子と黒板と。~5人の少女の物語。~

「景色いいね」

観覧車のてっぺんで私は言う。

「だな」

誠も返す。

窓の外を見ると、

私たちの学校も見える。

いつも日常を過ごしている場所も、

少し離れて見ると全然違う。

こんなものなのk……。

腰に手が回ったのと、

頬に触れるものを感じたのは、

ちょうどその瞬間だった。