あの日の教室、1人の少女、机と椅子と黒板と。~5人の少女の物語。~

11時より少し早くに誠が着いた。

「お待たせ」といつも通り私の頭を撫でて。

「どこ行く?」

「お前の学校の近く行きたい」

どうしよう。

まぁ近所に大きなレジャー施設的なアレがあるからいいけど。

「そうしよっか」

私は答えて、2人でホームまで歩き出す。