あの日の教室、1人の少女、机と椅子と黒板と。~5人の少女の物語。~

そうこうしているうちに、気づいたら元の学校に戻る日になった。

「友達」はいないので、

来る人はほとんど、否、誠しかお別れに来なかった。

そりゃそうだ。

でも、それでもいい。

カギカッコ付きの友達なんて、いらない。

だから、私たちは2人でずっと一緒にいた。

私が新幹線に乗る、その瞬間まで。