ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • VD2020【お題】
    • 教室
    • 告白

    ―どんなお菓子でも俺は嬉しいよ!



    今日はバレンタイン。
    お菓子作り苦手だけど、頑張ってチョコブラウニーを作った
    浅見君はモテるから、美味しいお菓子沢山貰ってるんだろうな…
    こんなお菓子食べてくれるかな…どうしよ…

    「遙日!」
    「!浅見君」
    「遙日は誰かにチョコあげた?」
    「あ、あげたい人がいて作ってはいたんだけど…私お菓子作り下手で、みんな凄く美味しいの作ってて…私のなんか貰ってもその人嬉しくないと思うから…」
    「あげたい人いるのか〜ちなみにどんなお菓子でも俺は嬉しいよ!」
    「え?」
    「俺がそのチョコ貰いたかったな〜なんちゃって」
    「私があげたい人は…」
    「ん?」
    「浅見君、だよ」
    「え!?ほんとに!?今すぐ食べるからちょうだい!」
    「あ、味は保証しないよ?」
    「味とか見た目よりも気持ちの方が大切だろ?」
    「!」
    「んー!うま!美味しいよ!遙日!勇気出してくれてありがとな!」

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    • 後輩
    • VD2020【お題】
    • 告白

    「先輩、一緒に帰りませんか?」
    部活後、声をかけられた
    私は断る理由もなかったので一緒に帰ることに
    他愛のない会話をして歩いていると、唐突に質問された
    「何の日か知ってます?」
    「バレンタインでしょ?」
    「正解!で、僕の分は?」
    「部活でマネージャーからで渡したでしょ?」
    「個人宛はないんですか?」
    頬を膨らませる姿が、なんだか可愛くて私はつい微笑む
    彼は気に入らなかったのか、私を睨む
    「それにしても義理チョコとか友チョコとか女の子は大変だよ…」
    彼が急に立ち止まる
    「海外では男性から女性に渡すらしいですよ」
    彼はバックから小包を取り出した
    「実は、先輩に用意してたんですよ…」
    「先輩が好きです!付き合ってください」
    真剣な眼差しに、鼓動が早くなる
    「…よろこんで」
    私がそう言うと、抱きしめられる
    「…勇気必要だったんですよ?お返し期待してますね…」
    私は答えるように、抱きしめ返した

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    • 幼なじみ
    • VD2020【お題】
    • マフラーしまい髪

    「何やってんだよ。美友」
    「寒くて……疾風君は寒くないの?」
    「俺は平気!」

    朝の二人は学校まで歩いていた。


    「あ。そうだ。ハッピーバレンタイン!」
    「お?くれるの?」
    「いつもお世話になっているから」

    そこには手編みのマフラーがあった。
    彼は幼馴染みの彼女が大好きだが、今は最高のBFの位置で満足していた。

    「すげ?これってさ。俺にしか作ってないんだろう」
    「お爺ちゃんとお揃いだよ」
    「爺と?しゃーねーな……」

    彼はふわと彼女の首にこれを巻いた。

    「いいの?」
    「ああ、今だけお前がしてろ。俺さ、この髪がふわってしてるの好きなんだ」

    彼は髪をそっと触った。

    「でも、美友は疾風君に巻いて欲しいな」
    「帰りは一緒に巻くか」
    「それには短いよ」
    「くっつけばいいじゃん」
    「そうだ!おんぶすればいいかも?」
    「お前、頭がいいな?」

    そんな二人は今朝も元気よく登校するのだった。

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感想ノート

白雪姫(継母目線) (霜月 迷/著)

  • 繊細で寂しがりやの継母目線、切ないですね。
    白雪姫の無邪気さが、むしろ残酷に思えてきます。

    鏡が語り手という設定がすごくいいな、と思いました。
    鏡のほうも、切なかったでしょうね。
    問われた答えを率直に映し出すことしかできないんだから。

    「美」というものが介在するせいで複雑化してしまった、義理の娘への感情。
    おとぎ話の枠を超えて、どこかに実在するのかもしれないな、と感じました。

    素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました!

    氷川マサト   2015/08/20 22:45

  • ナキムシさま

    おはようございます。

    継母と言えど、母…だったんですね。王妃は…。

    読んだ後、しみじみ母親としての喪失感に浸ってしまいました。

    白雪姫という存在の大きさを知らずに手をかけた自分の愚かさを、きっと後になって知った王妃。

    物事の重大さや大切さは、後にならないと分からない…というメッセージみたいなものを受け取りました。

    鏡に映った王妃の顔。
    それを見た鏡。

    想像するだに切ない…です。

    純真無垢な子供も、いずれ様々な感情を持った大人になる。
    王妃は白雪姫を失って、初めて大人(親)になれたのかもしれないな…と感じました。

    深イイお話。ありがとうございました。

    「トモ転」の続きも待たせてごめんなさい。
    今書いてるのが終わったら、必ず書きます。
    私もあの作品で、伝えたいコトが沢山あるんで…

    これからもナキムシさまのお話見つけたら読みますね。
    では、またお会いできる日まで(ToT)/~~~

    森沢結羽   2015/08/18 06:33

  • 森沢結羽さま

    読んでくださってありがとうございます!

    継母目線に惹かれて、と言っていただけて嬉しいです!
    なんとなく、継母の気持ちも考えてみたいな~とか思いまして…。

    私的には、
    世の中に最初から悪い人っていないと思うんです。
    道を踏み外す人はいても、
    スタートはちゃんと正しい道にいたはずです。

    それに、別の観点から見たら、意外に正しかったりすることもあるので……。

    きっとこの継母は、原作より優しいんじゃないかなって勝手に思ってます。
    なんか、勝手にいろいろエピソードとか付け足したり性格創作したりしたので……(^_^;)

    一応最後まで公開したので、読んでみてもらえたらと思います❗

    これからも温かい目で見守っていただけたら幸いです!


    どこかにトモダチ転がってませんか?
    の続きも楽しみにしてます。

    霜月 迷   2015/08/18 00:58

  • ナキムシさま、こんばんはー!

    「継母目線」に惹かれて更新まで読ませて頂きました。

    リズム良く書かれてて、途中で止めることもできず…(^-^ゞ
    スゴく続きが気になるので、本棚インしておきますね~


    美に執着するのが女性ですが、時は戻らず…。

    老いは誰しも皆、平等に訪れるとは分かってても、やはり若さ故の美は憎らしい…。

    継母の気持ち、とても良くわかります…(;o;)

    憧れても手に入らないなら消すまで。

    そう決心した後の思案も面白かったです。

    また、読みに伺わせて頂きますね~(*^ー^)ノ♪

    森沢結羽   2015/08/17 23:48

  • ナキムシさま*

    はじめまして。

    こちらの作品、読まさせて頂きました(*^^*)

    とても有名な童話、けれど白雪姫以外の視点で物語を捉えようとしたこともなかった私。

    だからこそ、白雪姫以外の視点で描かれている、こちらの作品が気になり、更新分まで読まさせて頂きました☆°

    女性、だからこそ美を追求してしまったり、他人と比べ妬んだりしてしまう…

    でも美というよりも、“私を見てほしい”という存在欲求の方が強かったのかな…?

    読みながら、そんなことを考えているうちにあっという間に白雪姫に毒を盛ろうと、小人達の家まで……

    白雪姫、食べないで、という思いと、白雪姫がいなくなった後の継母の思いがどうなるのと気にしている自分もいます(笑)

    更新、楽しみにお待ちしていますね(*´ω`pq゛

    中原 亜依   2015/07/28 21:23