君の笑顔

外はぽかぽかと
太陽の光でいっぱいであたたかかった。




ぶらぶら適当に歩き回っていると






「ねぇねぇ、君何組なの?」




女子の甲高い声がたくさん聞こえてきた。




何事かと思って、声のするほうに行くと

花壇の周りに、たくさんの女子が集まって、きゃあきゃあ騒いでいた。




よくよく見ると、その中心に、男の子がいた。





ああ、そういう、ね…。







その男の子は、にこにこと優しい笑顔を浮かべて
矢継ぎ早に飛んでくる女子からの質問に
嫌な顔一つせず、答え続けた。




いいなぁ、愛想がよくて。
いいなぁ、かわいい笑顔。




私は、その子の笑顔に憧れた。
羨ましかった。


男の子なのに
どうしてあんなに
かわいい笑顔なんだろう。










私が見惚れていると







チャイムが鳴った。