キーンコーンカーンコーン・・・
あっという間にその日の授業が終わり、放課後のチャイムが鳴った。
そういえば今日は早く帰ってきてってお母さんに言われてたんだ。
早く、帰らないと。
急いで帰る準備を済ませ、教室を出て階段を駆け下りた。
・・・あ。
4階から2階まで降りてきたとき、見覚えのある後ろ姿を見つけた。
・・・元彼だ。
しかも、その隣には可愛らしい女の子がいる。
・・・もう彼女作ったの?
いくらなんでも・・・早すぎるでしょ。
私は思わず足を止めた。
「ね~将太、昨日の見た?」
「見た見た、あれだろ?超面白かった」
「だよね!私もすごいハマったんだよね~」
他愛のない会話で盛り上がる2人。
彼は幸せそうに笑って話していた。
・・・初めて、見たよ。
そんな表情、私の前ではしなかったね。
全然、楽しくなかったんだね。
だったらどうして、告白なんか、したのよ・・・。
「あ、帰りに将太の家寄ってもいーい?」
「おう、いいよ」
「へへ、久しぶりだな~!2ヶ月ぶりくらい?」
「そんくらいかな」
私はその言葉に耳を疑った。

