姉ちゃんの下着姿・・・。
見て、しまった・・・。
いや、ラッキーだったけど・・・。
母さんは大笑いし、姉ちゃんは物凄く照れながら怒ってた。
俺はその間にお風呂に入る。
心なしかいい匂いのする湯船につかって、しばらく目を閉じた。
・・・またしても、父さんの顔が浮かぶ。
───何でなんだ・・・。
「父さん、再婚することになった」
「・・・は?何、言ってんの」
初めて父さんから再婚の話を聞いた日だ。
俺は混乱して、ワケが分からなかった。
離婚すると聞いたときだって混乱したけど・・・。
母さんと、ちゃんともう一度・・・話してみればいいじゃないか。
なんで他の女と・・・再婚なんか・・・。
「会社の智子だよ。お前も何度か会っただろう」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「3ヶ月後には、入籍するから」
「・・・っ、母さんと姉ちゃんはどうすんだよ!!」
俺の叫びがむなしく部屋に響いて。
でも父さんの心には、全然響いていなかったようだった。

