「慧は今日学校行ってきたのよね?どうだった?」
「楽しかったよ。友達もできたし」
「そう、良かった。明日からは絢美と行ったら?」
「最初からそのつもりだよ」
2人が楽しそうに談笑しているのを聞きながら、ご飯を口に運ぶ。
「姉ちゃんは朝弱い?」
「へ?あ、あぁ・・・うーん。結構強いよ」
話を振られたことに慌てて、ご飯が口から落ちそうになった。
危ない危ない。
とりあえず慧の質問に答えると、お母さんが笑った。
「嘘ばっかり~!お母さんが起こさないと起きないじゃない」
「二度寝はしたことないもん~」
「はははっ、じゃあ俺が明日から起こしに行くわ~」
「はっ?」
慧の言葉にまたご飯が落ちそうになる。
何なんだ、ご飯を食べさせない作戦なのか。
私がぽかーんとしていると、慧はいたずらっぽく微笑んだ。
「いいじゃん。ね、母さん?」
「そのほうがお母さんもラクだわ、よろしく~」
「ちょ、困るよ!」
「何が?」
「だって・・・えっと、寝顔、ひどいし」
「「あっはははっ」」
2人して笑ってきた・・・。
もー・・・そんなに笑うか?
不満な顔をして2人をにらむ。

