BBB ~ 変人たちの集まり ~ ②


「それじゃヤバイよ…!

弥生さんが危ない!」


「いや、アイツなら大丈夫だろ…


水無月が匂い嗅いでいたとしても…

何かするとも思えないし…」


いや、南さんは知らないんだ…

水無月さんの本当の姿を…


「悠真は、危険なんだよ!


アイツ、今はあんなんだけど…

昔、めっちゃ女の人たぶらかして…


狼のように女の人に色々なことしてたんだよ!」


そうだ…

水無月さんは、危険なんだよ…


水無月さんの昔を知っている僕らだから分かる!


「お、俺…行ってくるよ…!

南さんたちは、ここにいて…!


あの香水の効果は使ってから…

一時間で、きれるから…


そのあと来て…!」


「お、おい…!」


「ゆ、結城さん…!?」


結城さんは、急いで事務所に向かった。

僕と南さんは、どうすることも出来ず…
ただ、その場に立っていた。