じゃあ、最後…

そう思って引き出しを開けようとしたら…


「………ん?……あれ?…んー!開かなーい。」


いくら引っ張っても、引き出しは開かなかった。


「まさか、鍵かかってる…?」


怪しい…

鍵かけるなんて、怪しすぎる…!


水無月の大事なものか…

もしくは、見られたくないもの…!


これは、絶対に見ないと…!


「鍵がかかっていても…

私にかかれば…………


ガチャ…


よし!開いた!」


私は、色んなヤツの女になってたころ…

男の金庫を開けて色々盗んでいた。


だから、鍵がかかっていても…

私なら、簡単に盗める!


「さぁ~てと…

中は、何が入っているのかな~?」


引き出しの中をゆっくり開けると…


「………これ…

水無月の発明品じゃん~!」


水無月が造ったであろうものが中に入れてあった。


「なんなの~!

水無月の弱味を握れると思ったのに~!


期待した私…馬鹿みたい~!」


もう!

こんなのに鍵かける必要あったのー!?