「か、カッコイイー!

みんな、カッコイイよー!」


「す、スゴイ!

ますます惚れたよ!」


「勇気ありすぎだよ、みんな!」


ご主人様たちは、肩を震わせながら…

感激していた。


これ…

怖いとかじゃなくて…


カッコイイのか…?


俺らは、それから指名がばんばん増えた。

結城とかなら、まだしも…


俺まで…


な、なんなんだ…?


俺は、それから忙しくなり…

結城兄たちがいつの間にかいなくなっていたことに気づかなかった…


俺の考えだと、たぶん…

結城兄たちは、あの客を痛い目に合わせていると思うな…