BBB ~ 変人たちの集まり ~ ②


「南さん!大丈夫!?

君も怪我してない!?」


結城は、男を押したときの鋭い目ではなく…

いつもの顔に戻っていた。


「あぁ、大丈夫だ…」


「ぼ、僕も大丈夫です…」


「それならいいけど…

何かあったら、すぐに言ってね?」


怖い…

結城って、こんなに怖いヤツだったんだな…


いつも、へらへらして笑っていたから気づかなかった。


「ゆ、優ちゃん…」


ご主人様たちは、俺たちが怖くなったのか…

肩を震わせていた。


うわぁ…

やっちまったな、これ…


そう思ったら…