BBB ~ 変人たちの集まり ~ ②


「な、なんで…ここに…!?」


「翔がメイドになったって聞いてね~

それは、見ないと…!って思って見に来たんだよ~」


兄さん…

本当にやめてよ……


兄弟に見られるって…

すごく恥ずかしいんだから……!


「…………あぁ、翔…

顔を赤くして恥ずかしがっているところもまた可愛いよ~


なぁ!透!」


「えっ……!?

あぁ…はい…


すごく似合ってて…

可愛いです…」


「無理しなくていいよ、透。

兄さんに付き合わなくていいんだよ。」


明らかに透は、俺の格好を見て引いていた。


「いや、マジで嘘じゃないって!

似合いすぎて…引くレベルだ。」


「いや、俺なんかより…

ほら、あそこにいる暁くんなんかは…


美少年から美少女に変わってるよ。」


俺は、接客をしている暁くんを指さして言った。


「うわっ…マジか…

なんなんだ、BBBの人らは…!」


透は、驚いたあと何故か感心している感じだった。