BBB ~ 変人たちの集まり ~ ②


俺は、悠真のことを考えず仕事することにした。


そうだ…

これで、一位にならないといけなかった!


暁くんたちが勝ったら…

俺、ヤバイことになるのは間違いない!


とくに、悠真には勝たないと…!



俺は、ご主人様たちを迎えようと…

ドアの前で笑顔で立っていた。


「お帰りなさいませー!ご主人様☆」


「ただいま~!翔~!」


翔……?

俺、ここでは翔ちゃんなのに…


なんで翔…?


俺は、入ってきたご主人様を見たら…


「兄さん……!?」


「やぁ、翔。

すごく可愛いね!
やっぱり翔は、何着ても似合うよ!」


爽やかな笑みを浮かべた兄さんと…


「うぅ…

なんで、俺…


こんなとこに……」


何故か嘆いている透がいた。