俺は、悠真のことを考えず仕事することにした。
そうだ…
これで、一位にならないといけなかった!
暁くんたちが勝ったら…
俺、ヤバイことになるのは間違いない!
とくに、悠真には勝たないと…!
俺は、ご主人様たちを迎えようと…
ドアの前で笑顔で立っていた。
「お帰りなさいませー!ご主人様☆」
「ただいま~!翔~!」
翔……?
俺、ここでは翔ちゃんなのに…
なんで翔…?
俺は、入ってきたご主人様を見たら…
「兄さん……!?」
「やぁ、翔。
すごく可愛いね!
やっぱり翔は、何着ても似合うよ!」
爽やかな笑みを浮かべた兄さんと…
「うぅ…
なんで、俺…
こんなとこに……」
何故か嘆いている透がいた。



