俺は、ため息を吐いて翔から離れて接客をしようとしたら……
「……あと少し……」
「おぉ……」
小さな声が聞こえてきて、翔の方に振り返ると…
翔の後ろをニヤニヤと笑っている男どもがいた。
なんだ……?
何見て笑っているんだ……?
翔がどうかしたのか……?
俺は、男たちが何を見ているのか気になり男たちの後ろに回り同じ方を見ていた。
あっ………
コイツら……!
「翔っ!」
俺は、翔に近づきテーブルを拭いている翔の手を掴み翔を真っ直ぐ立たせた。
「ん?どうしたの、悠真?」
「お前…見られてるぞ…!
そんな格好して、あんな体勢してんじゃねぇよ。」
男たちは、翔がテーブルの端を拭こうと背伸びをして拭いていたのをいいことに…
翔のスカートを覗いていた。



