「気をつけろよ?」

「うん」

そういって西中くんはどこかに行ってしまった。


まだ、頬が赤くなって火照ってるのを感じてる。


なんでだろう…



西中くんの笑顔が目に焼き付いて離れない。




外は夕焼けがきれい。

明日も、西中くんに会えるかな。





ーー自分ではよくわからないこの気持ちがなんなのか、気づくのはそう遅くはなかった。