君を好きでもいいですか

あわててひろう。


あれ…??何枚か足りない…!!


「はい、これ、君のクラスのだよね?
俺のクラスのところまで来てた」


この人はたしか、1-Cの副委員長の西中竜くん。

「あ、ありがとう!」

私がそういうと、西中くんは、ニッと笑った。

…か、かわいいっ!!

人懐っこい笑顔だった。


私がボーッと見とれていると、


「大丈夫?窓、閉めるか?」

「あ、うん。お願い…します」


西中くんに見とれてた…?

私は、どんどん赤くなっていく頬を隠すので精一杯だった。