『こ、恋人同士…みたい。 なん、だよね? ジローくんとキスしたり、こんな風にできるなんて夢みたい…』 恥ずかしそうに言う。 え、ちょっと待って。 「キス…。 もしかして、覚えてない?」 『え?』 亜希が、なんのこと?と言わんばかりに首を傾げる。