かつて、亜希の家族だった人達の話。
父親は多忙で家庭を顧みず、家を空けることが多く、
母親と父親の仲は冷め切っていたようだ。
外で新たに恋人を作り、父親は蒸発した。
まだ立つことも出来ない妹は癪が酷く、
育児に追われ、追い詰められた母親は心を病み、
いつしか父親を激しく憎むようになる。
その矛先は、父親に似た亜希に向く。
亜希は酷い虐待を受けていた。
不登校が続き、前から虐待を疑っていた児童相談所からの通報で、
亜希は、保護された。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…