「ねぇ優?」

ふいに美雪が私を呼んできた。

「ん?」
「最後に先生に気持ち伝えなくていいの?」

予想外の言葉がきたなー。

「んー。いい」
「何で!?後悔しないの?」
「後悔はするかもしんない。でも、先生が困っちゃうでしょ?」
「どうして?もう卒業したんだからいいじゃない」
「本当にいいの!」
「本当?ならいいけど…」

美雪が心配そうな顔でそう言った。

本当は手紙書いてきたんだけどね。先生を困らせたくない。その気持ちのほうが大きい。