お前だけ。



おにいは北山理人-キタヤマリヒト-

イケメン。もー妹のあたしが言うんだから。でも、プレイボーイ。だからこそ、本気で愛する人なんか1人もいない。


『…い!玲!聞いてる?』


あたしはボーッとしすぎて、遥の話なんかそっちのけだった。

『あ、ごめん!どーしたの?』


『もー!だ!か!ら!玲に似合う男を探しに泊まりに行くから!』


え、待って。どこで?うん

『泊りはいいけど、どこで探すの?』


『玲ん家。』

真顔で答えた遥。

『え、もしかしてなんだけど』


『なに?』


『おにいの友達を彼氏にするつもり?』


『うん。当たり前じゃん。』



『ありえない!!ないない!てか、無理無理!あたしチャラ男無理だし、まず、あたしが相手にされるような女じゃないから!』

と、あたしは遥の提案に批判した。

『はい、決定ね?』


『なんでええええ?』


『拝見させてもらいまーす。』


なんて言う遥。

どーしよ。絶対やだ。チャラ男が彼氏なんて無理だよ!!