次の日、朝9時

『おじゃましまー』


と、入ってきたのは…


『んぅ?だーれ?』


あたしは朝が苦手だ。

だから、今日もさっき起きたばっかり。

まだパジャマ姿。


『お、おい!玲!さっき起きたばっかじゃねえのか?』


『えぇ?だーれ?』

と、目をこすりながら言うあたし。


『声でわかんねぇのかな。俺だよ。翔平!』

『し、し、し、翔平⁉︎』


『はぁ?お前はやく着替えてこい。パジャマ姿とか、俺だからいいけど、すきなやつとか見られたら嫌じゃねぇの?』


翔平怒ってるのかな?


『ごめん!ちょっとまってすぐ着替えて来る!』


あたしの部屋に戻って着替えた。



すきなのは翔平なのに…