✡翔平side✡

『恥ずかしい!!』

と言われる俺。

恥ずかしいだけなのか?嫌とかじゃねえのか?


と、聞きたかったがそれはやめておこう。


『なんで?いいじゃん?』


『い、いやなもんはいやなの!もー着いたでしょ!海!おーろーして!!』


と、ジタバタする玲。


『わかったよ。下ろすから。』

と、不機嫌交じりに言うと玲は、

『ご、ごめん!嫌とかじゃなくて、その、恥ずかしくなって!お、怒ってる?』


と、焦り気味で言う玲。


あーかわいすぎ。まじこいつ、自覚しろよ。


『怒ってねぇよ。バカか。』

『な!バカ?翔平の方がバカだよ!こんな人がたくさんいる海にあたしをお姫様抱っこするなんて!』


『ごめんって!な?』

と、ちょっと笑いながら言う俺。

もーかわいすぎんのと、焦り感が出過ぎて、俺はもう死にそうだった。


俺は玲に水をかけた。
ほんのちょっと。


『ぎゃ!!』


案の定、玲は女じゃない声を出して、俺に水をかけ始め2人でずっと海で遊んでいた。


俺にとってはめっちゃ楽しかった

玲はどーいう気持ちなんだ?