「みなさん、おはようございます。今日からみなさんの担任になります、川原です。」
今日は高校の入学式。
私、橋本星羅は顔も頭も残念な人間。
県内最下位クラスの学校に
660中654位という成績で合格し、今ここに座っています。
「はい。では今日はこれで終わりです。みなさんまた明日。」
やっと初日終了だー。
人見知りな私は、まだ誰ともしゃべれていない。
周りでは、もうすでに女の子が集まってしゃべってるっていうのに……。
ま、いっか。
かえってキャサリンの散歩にいこーっと。
「よし、帰るか。」
ひとりつぶやいて、バックを肩にかける私。……なんか、かなしーっっ!
あたし、まさか、このまま一人も友達できないとか、そんなことになるんじゃないかなーーー!!!
「あのー。」
あたし、ひとりとか絶対やなんだけど。
「あのー。」
ほら、また、どこかで友達ができようとしているー!あたしも誰かに「あのー」って言わなきゃなのかな……。
「あの…はしもとさん?」
……。
「あたしっ?!!」
いそいでふりむくあたし。
「あの、あたし永西日奈子っていいます!」
あたしに声をかけてくれていたのは、背が低くて、ショートボブの女の子。
「ごめんなさい!あたし、ずっと無視してたよね?ほんと、ごめん!」
永西さんにいそいであやまる。
あたしって、ほんとにばかだぁぁー!
こんなかわいいこ困らせちゃった。
「あの…このあとってひま?」
あたしが頭の中で大反省会をしていると、永西さんが尋ねてきた。
「このあと?ひまだけど…?」
「よかったー!じゃあ、遊ぼうよ!」
うっわーーー!
まさかの向こうからのお誘いきましたー。
これで、ひとりじゃないやー。
「うん!どこいくー?よつばモールいく?この前あたらしいアイスクリーム屋さんできたよねっ?」
わくわくしながら永西さんにはなしかける。
「へー、そうなんだ?あたし、このまえひっこしてきたばっかりでさー。」
テンションが上がって、調子にのっちゃうあたし。
「ごめん、ごめん。じゃあ、いろいろ紹介するよ!」
あたしが、そういうとにっこりと笑う永西さん。
なーんか、いいかんじゃなーい?
「そうなの?」
いろんなとこの案内もおわって、新しくできたソフトクリーム屋さんでおしゃべりするあたしたち。
「そう!やけん、博多弁っちゃんねー」
永西さんは、二週間ぐらい前に福岡からひっこしてきたらしくって、あたしは初めてきく方言に感動していた。
「すごいねっ!永西さんってさ……」
「あのさっ!」
あたしの言葉をさえぎって永西さんがしゃべりだした。
「これからはさ、お互いに下の名前で呼びあわん?」
うおっ!
なんか、高校生らしいっ!
てか、博多弁かわいいっっっ!!
「あ、うん。じゃあ、下の名前で……」
って、どこぞの新米カップルかーい!
こんなの……マンガの中でしかみたことないぞーーーい!
「よし、じゃあ、そろそろ帰ろっかー」
はっ!
気づいたらもう七時すぎになってる!
「うん、今日楽しかったねー!」
ひなは自転車を押して、あたしはその隣を歩いた。
「あ、あたしこっちだから」
あたしは左の道をゆびさした。
「あ、ひなはこっち」
ひなは右の道をゆびさした。
「じゃあ、ここでばいばいかー。」
自分で言って少し寂しくなるあたし。
「じゃあ、またあしたー!」
自転車にのって走り去るひな。
「あ、う、うん。じゃーねー!」
あっというまに消えていくひなの後ろ姿。
はや笑
いや、いまほんとはやかったわー笑
あ、あたし、なんかいま、すごいかなしいひとみたいー。
気を取直して、左の道へ。
高校生活のはじまりの日の終わりが近づいてきている。
……おわるまえに、キャサリンの散歩いかなきゃ…。
今日は高校の入学式。
私、橋本星羅は顔も頭も残念な人間。
県内最下位クラスの学校に
660中654位という成績で合格し、今ここに座っています。
「はい。では今日はこれで終わりです。みなさんまた明日。」
やっと初日終了だー。
人見知りな私は、まだ誰ともしゃべれていない。
周りでは、もうすでに女の子が集まってしゃべってるっていうのに……。
ま、いっか。
かえってキャサリンの散歩にいこーっと。
「よし、帰るか。」
ひとりつぶやいて、バックを肩にかける私。……なんか、かなしーっっ!
あたし、まさか、このまま一人も友達できないとか、そんなことになるんじゃないかなーーー!!!
「あのー。」
あたし、ひとりとか絶対やなんだけど。
「あのー。」
ほら、また、どこかで友達ができようとしているー!あたしも誰かに「あのー」って言わなきゃなのかな……。
「あの…はしもとさん?」
……。
「あたしっ?!!」
いそいでふりむくあたし。
「あの、あたし永西日奈子っていいます!」
あたしに声をかけてくれていたのは、背が低くて、ショートボブの女の子。
「ごめんなさい!あたし、ずっと無視してたよね?ほんと、ごめん!」
永西さんにいそいであやまる。
あたしって、ほんとにばかだぁぁー!
こんなかわいいこ困らせちゃった。
「あの…このあとってひま?」
あたしが頭の中で大反省会をしていると、永西さんが尋ねてきた。
「このあと?ひまだけど…?」
「よかったー!じゃあ、遊ぼうよ!」
うっわーーー!
まさかの向こうからのお誘いきましたー。
これで、ひとりじゃないやー。
「うん!どこいくー?よつばモールいく?この前あたらしいアイスクリーム屋さんできたよねっ?」
わくわくしながら永西さんにはなしかける。
「へー、そうなんだ?あたし、このまえひっこしてきたばっかりでさー。」
テンションが上がって、調子にのっちゃうあたし。
「ごめん、ごめん。じゃあ、いろいろ紹介するよ!」
あたしが、そういうとにっこりと笑う永西さん。
なーんか、いいかんじゃなーい?
「そうなの?」
いろんなとこの案内もおわって、新しくできたソフトクリーム屋さんでおしゃべりするあたしたち。
「そう!やけん、博多弁っちゃんねー」
永西さんは、二週間ぐらい前に福岡からひっこしてきたらしくって、あたしは初めてきく方言に感動していた。
「すごいねっ!永西さんってさ……」
「あのさっ!」
あたしの言葉をさえぎって永西さんがしゃべりだした。
「これからはさ、お互いに下の名前で呼びあわん?」
うおっ!
なんか、高校生らしいっ!
てか、博多弁かわいいっっっ!!
「あ、うん。じゃあ、下の名前で……」
って、どこぞの新米カップルかーい!
こんなの……マンガの中でしかみたことないぞーーーい!
「よし、じゃあ、そろそろ帰ろっかー」
はっ!
気づいたらもう七時すぎになってる!
「うん、今日楽しかったねー!」
ひなは自転車を押して、あたしはその隣を歩いた。
「あ、あたしこっちだから」
あたしは左の道をゆびさした。
「あ、ひなはこっち」
ひなは右の道をゆびさした。
「じゃあ、ここでばいばいかー。」
自分で言って少し寂しくなるあたし。
「じゃあ、またあしたー!」
自転車にのって走り去るひな。
「あ、う、うん。じゃーねー!」
あっというまに消えていくひなの後ろ姿。
はや笑
いや、いまほんとはやかったわー笑
あ、あたし、なんかいま、すごいかなしいひとみたいー。
気を取直して、左の道へ。
高校生活のはじまりの日の終わりが近づいてきている。
……おわるまえに、キャサリンの散歩いかなきゃ…。
