「まさかとは思うが……私たちの会話を聞いていたのか?」 「……目に入っただけだ」 「っざけんな! プライベートだろ!」 「うるせーな! 話は聞いてねぇんだからいいだろ! それとも何か? 聞かれたら困るようなことでも話してたのか?」 うっ、図星……! 何しろ、若葉くんの前では素全開ですからね。 そりゃあ聞かれちゃアウトですよ! 不自然に黙りこくった私をいぶかしんで、城ヶ崎がとんでもない質問をかませてきた。 そして、今に至る――