「だったらお望み通りここで果てさせてやるよ! ははっ、残念だったなあ! お前が信じたミブロは助けに来てくれないんだぜ!」 長谷川先輩が踏み出す。 でも私は動かない。 逃げないと決めたから。 「彼が来てくれなくたっていい。これは私の闘いだもの」 もう独りじゃないと、教えてくれた人がいる。 「私を信じてくれた人がいるもの!」 ちゃんと見ていてほしい。 誰も傷つけたくない、自分の気持ちに素直になって、笑って顔向けできるように。 私の勇気を認めてほしい。 あなたに。 ――若葉くんに。