叶う。 Chapter2





バスルームに着くと、私は買ってきた下着やら服を開けて凛に渡した。

「・・・ごめん、ね。何から何まで・・・」

「そんなこと気にしないで、凛だってかなうと逆だったら同じ風にしてくれるでしょ?」

私はそう言って、優しく笑った。
凛は泣きながらも何度も頷いた。


私はお風呂の使い方を凛に教えてから、静かにバスルームを出た。
そして自分も服を着替えに自分の部屋に向かった。


さて、どうしたものか。

制服を脱ぎながら、私は樹の事を考え始めた。
出来る事なら、一生立ち直る事が出来ないくらい痛めつけてやりたいけれど、そうする為にはもっと情報が必要だ。

シオンと繋がりがある事と、凛に売春させてたくらいしか今の所情報がない。

今はとにかく、凛がお風呂を出るのを待ってもう少し情報を調べ出さない限り出来る事はない。
それかシオンに直接聞いてみようかとも思ったけれど、今日は何時に帰宅するかも分からない。

樹に言われたのは、確か9時だったからそれまでにどうにか、情報を集めたかった。

私は部屋着に着替えると、携帯を取り出して時間を確認した。

午後6時。
後3時間で、私は家を出なきゃならない。

とりあえず、凛の話しだけでも先に仕入れておこう。


私は制服が酷く汚く感じて、それを持ってバスルームに向かった。