午後の授業の休み時間


3人で看護科の校舎をみていた


普通科の校舎から出てきて、看護科の校舎に行き

俺らの校舎に来る女がいた

野球部の佐藤に手紙?渡してすぐにいなくなった


「見たか?」

「佐藤!!」

俺が、確認取る前に松本は、佐藤を呼んだ

浩一と目を合わせ、苦笑い

「さっきの誰?」

「さあ?
看護科の子からのコレを届けに来てくれた」

「ラブレターか!?」

「松本!!」

あんまりがっつくので、止めてみた

「彼女からな!」

「「「えええ!!!」」」


佐藤が話してくれた、中学からの彼女
佐藤は野球部寮に入って、連絡が取れない
それを普通科にいる幼なじみ
林 信也に相談したら
彼女宛の手紙を書けと言われた
信也に手紙を渡して、返事が来た
ということらしい


「森重!よかったなあ!」

「「なにが?」」

浩一と俺の声がハモる

「お金と手紙を渡してもらえよ!」


松本が名案を出した!

しかし… 事情を説明し佐藤を見る


「俺も手紙書くし、明日一緒に渡して貰おう」


佐藤はいい奴だ!


「浩一!よかったな!」

「俺…手紙書いたことない…」

「思ってること書けばいんだよ!」

「そうだよ!借金返済!感謝!」


松本… 悪いな