あなたに愛されたい




次の日から、私はアイという名前でそのお店で働き始めた。



「アイちゃーん!指名です!」



「えっ?あっ、はい!!」



この仕事には全然慣れない。



私みたいな人が高いお金を払ってきてくれる人の相手をしていいのか…とか考
えてしまうし、
男性と全然話したことがあまり無かった私にとっては、このお店の雰囲気や男性を相手する仕事内容自体が苦痛だ。



でも、稼いでこなくちゃ、弟やお母さんが暮らしていけないので頑張らなくてはならなかった。



指名してくれたのは、50代くらいの、身長の低い小太りの男の人だった。



「噂通り、本当に可愛いね、君は。」



「ありがとうございます。全然そんなことないんですけど、頑張ります。」



「またまたー。その謙虚なとこがさらに良いんだろうね。」ニヤニヤ



「いくつ?」



「えっと…」



そのときマスターが急に「この娘、17才なんですよ。現役高校生ですよー」と口を挟んだ。



「ふーん。JKかー。いいねぇ。俺、富田ふとしっていうんだ。よろしく。」



「あっ、よろしくお願いします!!」ふとしさんは、私を横に座らせて、時々、胸や足などを触ってきた。



正直つらかったけど、指名を貰うとボーナスがもらえるので頑張った。